レビュー

今日は久々にのんびりできる日だったので映画を見ました。


『Cellular(セルラー)』2004年、米
題名の通りかなりケータイがキーになる話。
高校教師のジェシカはある日突然見ず知らずの男たちに誘拐され、ある家の屋根裏に監禁される。
男たちは屋根裏にあった電話を粉々にぶっこわすものの、ジェシカはその破片の導線をいじって
なんとか一人のマッチョでカルい青年ライアンの携帯にかけることに成功する。
始終ジェシカと連絡を取りながらジェシカとその家族を助けるよう奔走するライアンを
中心に、なんともテンポのよい90分間のストーリーが楽しめる。


途中カーチェイスやら銃撃戦やら王道ものもちょくちょく混じってはいるけど、
なんも関係ない平凡な人に突然訪れる非現実が、ケータイっていうかなり普及してるものが
中心のせいもあってすごくナチュラルな印象でした。別に地球の危機とかの類いの非現実じゃないからね。
あと、主人公が使ってるのはNOKIAケータイ(海外ではかなり主流らしい)なんだけど、
やっぱデザインいいよね、NOKIAは。ちょっとゴロッとしてるのが気になりはするけど。


あ、あと見ながらなんか『Phone Booth(フォーン・ブース)』って映画に雰囲気似てるなあって
思ったら、脚本家が一緒でした。こっちはちょっと結末が消化不良な感じですが、
同じく、ありえそうな範囲での突然の非現実っていう意味で共通してるとこがあるね。


この夏は新作映画はどうしようかなあ。