ファンタジー

来年はジブリで『ゲド戦記』をやるらしい。
これはル=グウィン原作のファンタジー小説で全五巻からなり、
影との戦い』から『帰還』までの四巻で完結してたのだが、何を思ってか
最近『さいはての島で』が追加されたのである。どこまで映画化するのか甚だ疑問だ。
なぜ地味に詳しいのかというと、私はファンタジー少年だったからだ。
特に一時期はミヒャエル・エンデに凝りまして、
『モモ』『はてしない物語』から『魔法のカクテル』『魔法の学校』まで大体読んだつもりです。
特に『ジム・ボタン』シリーズは大好きです。
ヒュー・ロフティングの『ドリトル先生』シリーズもはまりますね。
ドリトル先生の友達の動物達のキャラ設定が素晴らしい。
もう少し年齢があがり、小学校高学年頃になるとジュール・ベルヌを読みあさりました。
理科系が好きになったのは彼の影響かも分かりません。
と、有名海外ファンタジー作家は大体読んでしまったつもりで、大体家にあるのですが、
私が特におすすめしたいのが日本作家のファンタジーで、
天沢退二郎の『オレンジ党』シリーズです。ご存知でしょうか。
だいぶ昔に絶版になったけど、ファンの強い要望で最近復刊されました。
本当に面白い。
私は本編の『オレンジ党と黒い釜』『魔の沼』『オレンジ党海へ』だけしか
読むことができておらず、家にはそのうち『魔の沼』が欠けてるので、復刊は本当に嬉しい限りです。
オレンジ党と聞くと政党かなんかと勘違いしそうですが、全くそんなことはなく、
ええ、まあ、読んでください。図書館に予約すれば多分借りられます。
高一が読んでも十分面白い本です。


借りてしまったら読み終わるまで断食・徹夜するぐらいの覚悟は必要でしょう。