おーわりっ!

ははは、試験終わりですよ。
ようやく実感が湧いてきたさ。このタイムラグは相当不思議だね。
と、毎年の期末終了時に思う。
その最たる時は中学入試の時でした。
3日の試験に障害が出ないように2日には合格発表を見に行かず、
3日の浅野の入試を受けてる間に親に見に行ってもらいました。
その日は雨で、「武蔵はどうだったかなあ」とか考えながら、長い長い試験を耐え抜きました。
そして試験終了後、家族と合流したのでした。
むっちゃドキドキしてて、錯乱してたのを覚えてます。
そのときなんかの用事で両親がどっかに行き、私と弟が2人きりで残されました。
ここで弟が一言、
『武蔵受かったよ』
いや、二年間に及ぶ血の汗にじむ受験勉強の締めが弟ですよ。
なんかあまりのことに呆然としてしまったところに、両親が帰ってきました。
そして父が一言、
『まこっっとに残念ながら………………………おめでとう!!』
………結果分かっていたとはいえ、正直、ちょっと焦りました。
でも落ち着いてみると、みのもんたみたいだな、としか思えないね。
結構考えたんだろうな。
弟よ、父の努力を水泡に帰しおって。
というなんともドラマチックな伝達を受けた為か、
家に帰っても自然に勉強机に体が向かいかけ、いかんいかんと自制する有様でした。
そんな症状が軽く2,3日続き、後はにやにやしながら春休みを過ごしておりましたとさ。


こんなことがあったなあと、毎回期末終了の度に思い出しています。